最近買ったCDその1

eamo00002005-07-19

今野英明meetsパードン木村
http://www.tuff-beats.com/1003/index.html

これはいいよ。ホント気持ちいい。
今ちゃんのウクレレ弾き語りにダブミックス。
パードン木村のミックスがどんな風に効いてるのかよくわかんないけど。
よくわかんないくらいの、ナチュラルな加工なんかな?ってくらい生(ナマ)な感じのアルバム。

今ちゃんはロッキンタイムのころから知ってはいた。
けど、まぁありがちな(失礼!)ロックステディバンドのボーカルくらいにしか思ってなかった。
ロッキンタイムは2004年に活動停止。その後今ちゃんはソロでウクレレ弾き語り旅を始めたらしい。
で、オレが今ちゃんを初めて見たのは、今年の春。
三河湾でのロックフェスで、一発でハート打ち抜かれた。

このヒトはほんとにスゴいヒトだ。
ウクレレ一本と唄があるのみ。以上。
そこまでそぎ落とすと、そこに立っているヒトの人間力みたいなものしか残らない。
このスゴさを言葉に表すのはとても難しいな。
例えるなら893屋さんの親分ってのはあんなオーラだしてるんだろうか?

ハナシ脱線するけど、昨日飲み屋のおかみさんと話をしてて、時代の風潮としてライブなものがどんどん失われて、いろんなものが二次的な複製品に置き換えられてる。コミュニケーションもケータイやらなんやらが普及して、ある場所に集って一つの時間を共有する必要がなくなってきてる。そんな流れでこの店も存在価値がなくなってくんだよ。って感じの寂しいハナシをした。でもオレは違うと思う。バーチャルな体験はそれはそれで楽しさもあるし、便利だし、例えばipodなんていままででは考えられないような価値観を生み出してる。でもそっち側に加速するのと同時に、ライブなものの価値が今までに増して高まっているように思う。体験として刻まれる記憶ってのは、全然種類が違うんじゃないかって。なんて言うのかな、例えば音楽でいうなら、音を聴くだけが音楽じゃない。潮風の中で聴いたり、ビートに乗ってカラダ動かしたり、ヒトのカラダと触れ合って汗でヌルってなったり、そんなのひっくるめて音楽を聴くって行為になるんだよな。

で今ちゃんにハナシを戻すと、ライブでみた今ちゃんはホントにスゴかった。あの場所で、あの時間に見れたことがホントにラッキーだった。ありふれた毎日を特別な日々に変える、そんな音楽だ。

オレ女に生まれたら絶対惚れるね、間違いない。