夏のおもいで(その1)

eamo00002005-08-31

metamorphoseに行った。
いままでいろんなフェスに行ったけど、実はレイブは初めて。
レイブっていっても会場の雰囲気はロックフェスと同じだった。規模の問題なんかな?まぁ言葉の意味はどうでもいいし、なんつっても会場のあの雰囲気は大好きだ。

空気を震わす大音量の音楽、お香とエスニックフードと汗とアルコールが混ざり合った匂い、土を踏みしめる感触、ちょっと湿った空気、そんなこんなを鍋でぐつぐつに煮込んで濃縮されたスープを一晩賭けて飲み干す、そんな雰囲気だ。

それにしても、今回は最高のラインナップだった。
どの時間帯にも見てみたいアーチストがいるし、予備知識なしでも十分すぎるくらい楽しめた。
とりあえずベスト3アクトを書いておこう。

やっぱり前半最後のtortoise。これ自分が目当てだったからってのもあるけど、演奏自体がホントに凄かった。ステージの中央にツインドラムを配し、両サイドに木琴鉄琴、後ろにギターベースキーボード。なんつってもドラムの音圧にはホントにビビった。全身に音シャワーを浴びるっていうのかな。これの背景にVJと星空が加わってキモチよさ最高潮。文句なしで今回ナンバー1。

それから明け方のG2G。
これは予備知識ゼロ。デトロイトテクノがなんちゃらってどこかで読んだけど、そもそも打ち込み系の音楽に疎いので、どっちでもいいやーって寝てたら、見事に起こされた。横で寝てたM氏を起こして即ステージへ。このヒトたちはバックに流れる映像とボーカルのアジテーションがかなりイイ感じ。いつの間にか前へ前へ突っ込んでて終わった頃には汗だく&空が明るい。

最後はやっぱKaoru Inoue。
DJメインのPlanet Stageがまたナイスロケーション&ナイスビュー。ライブメインのSolar Stageから谷を挟んで一山登ったところで、より自然と一体感がある。ステージまわりも芝生広場がイイ感じに傾いていて、いかにもレイブって感じ(あくまで思い込みだけど)。その場所で何と(!)日の出の瞬間を見ることが出来た!山なみから少しずつ顔を出す太陽とダンスミュージック、オーディエンスが日光に満たされてくのがたまらん感じやった。

まーなんだかんだ書いたけど、こういうイベントってみんなそれぞれに日常生活に区切りつけて気合い入れて遊びに来てるから、ホントに楽しい。それに久しぶりの友達含め、いろんなヒトに出会えるしね。
そうそう、読んでないと思うけど、chikaちゃんオメデトウ。最高の胎教やね。
というわけで、次は朝霧。

最近買った…

eamo00002005-08-03

この日記はじめてから最大の浪費。
クルマ買いました。
大学時代からとってもお世話になってる先輩から譲り受けました。
そうそう、2週間前の黒猫ネタは車引き取りに行ったのです。
そんで名義変更やら何やらがようやく片付いたんで、書いてみた。


また、モノ好きな乗り物を選んでしまった。
モノ好きなものを先輩から譲り受けるっつーのは、ヤン車の引き継ぎに通じるもんがあるなぁ。
まぁそんなことはどーでもよくて、このオトコマエっぷりにはヤラレた。んーカッコイイ。
今までヨツワにだけには手を出すまいと決めていたんだけど、ついにやってしまったなぁ。


車でもけんちくでもそうなんだけど、いつも気になるのは、道具としてよくできてるかどうか?
使うことからくるカタチみたいなものが、全部に行き渡っているみたいな。
そーゆー意味で、この車はとてもイイです。

最近買ったCDその3

eamo00002005-07-27

good music!
http://bounce.com/interview/article.php/2038/
http://www.bls-act.co.jp/artist/good_music.php

これ、bounceの記事だけよんで試聴もせず買っちゃった。
バンドの楽器構成だけみて、妙に惹かれた。
guitar×2、ピアノ、鉄琴&キーボード、テルミン(!)、コンピューターという、いわゆるロックバンドの必需品のベースドラムがいないバンド。


えーーーーーっと、とても良い感じです。
力抜けますねぇ。
チルアウトです。
電子楽器入ってるけど、音はすんごいアコースティック。
なんだか、映画のサントラみたいな、シーンが浮かんできそう。
これ聴きながら川原とか走ったら気持ちよさそー。
歌詞カードもこれまた良くて、5曲入りのアルバムなんだけど、1曲一枚のカードになってる。
オススメです。


最近、とある方面から指摘を受けて気づいたんだけど
オレってばユルい音楽ばっか聴いてる。
まぁ確かに疲れちゃいるけど、そこまでチルアウト求めてるつもりなかったんだけどなぁ。
でも、実際ロック聴いててウルセーって思うことあるし。
いやロック嫌いじゃないんだけどね。
う〜ん歳かな?

最近買ったCDその2

eamo00002005-07-22

ray barbee 『in full view』

やっとアルバム出したねぇ。
うーん、期待どおりのゆるーい音。
こーゆうのレイドバックとか言うんですかね。
前作EPと同じくエレクトリック&アコースティックギターのからみが良い。
もうすぐ公開の映画「sprout」のサントラにも一曲入ってるけど、横乗りです。
いつから横乗りの音楽はこんなにゆるくなったんだろう?
JackJohnson→DonavonみたいにGuerrero→RayBarbeeって繋がりで、やっぱプロスケーターなんだって。
ふーむ、片手間にやった音楽が何故かバカウケみたいな。
やっぱ、スゴイ人は何やらしてもスゴいっちゅうことか?
ま、ビールによくあう音楽ですよ。乾杯。

ピッカーン

eamo00002005-07-21

先輩んちのネコちゃん。

週のど真ん中にもかかわらず、お邪魔してきました。
岐阜の山奥です。
スゲー気持ちのいいとこでした。
何しに行ったかはまた今度。

ウマイ酒と食事ごちそうさまでした。

最近買ったCDその1

eamo00002005-07-19

今野英明meetsパードン木村
http://www.tuff-beats.com/1003/index.html

これはいいよ。ホント気持ちいい。
今ちゃんのウクレレ弾き語りにダブミックス。
パードン木村のミックスがどんな風に効いてるのかよくわかんないけど。
よくわかんないくらいの、ナチュラルな加工なんかな?ってくらい生(ナマ)な感じのアルバム。

今ちゃんはロッキンタイムのころから知ってはいた。
けど、まぁありがちな(失礼!)ロックステディバンドのボーカルくらいにしか思ってなかった。
ロッキンタイムは2004年に活動停止。その後今ちゃんはソロでウクレレ弾き語り旅を始めたらしい。
で、オレが今ちゃんを初めて見たのは、今年の春。
三河湾でのロックフェスで、一発でハート打ち抜かれた。

このヒトはほんとにスゴいヒトだ。
ウクレレ一本と唄があるのみ。以上。
そこまでそぎ落とすと、そこに立っているヒトの人間力みたいなものしか残らない。
このスゴさを言葉に表すのはとても難しいな。
例えるなら893屋さんの親分ってのはあんなオーラだしてるんだろうか?

ハナシ脱線するけど、昨日飲み屋のおかみさんと話をしてて、時代の風潮としてライブなものがどんどん失われて、いろんなものが二次的な複製品に置き換えられてる。コミュニケーションもケータイやらなんやらが普及して、ある場所に集って一つの時間を共有する必要がなくなってきてる。そんな流れでこの店も存在価値がなくなってくんだよ。って感じの寂しいハナシをした。でもオレは違うと思う。バーチャルな体験はそれはそれで楽しさもあるし、便利だし、例えばipodなんていままででは考えられないような価値観を生み出してる。でもそっち側に加速するのと同時に、ライブなものの価値が今までに増して高まっているように思う。体験として刻まれる記憶ってのは、全然種類が違うんじゃないかって。なんて言うのかな、例えば音楽でいうなら、音を聴くだけが音楽じゃない。潮風の中で聴いたり、ビートに乗ってカラダ動かしたり、ヒトのカラダと触れ合って汗でヌルってなったり、そんなのひっくるめて音楽を聴くって行為になるんだよな。

で今ちゃんにハナシを戻すと、ライブでみた今ちゃんはホントにスゴかった。あの場所で、あの時間に見れたことがホントにラッキーだった。ありふれた毎日を特別な日々に変える、そんな音楽だ。

オレ女に生まれたら絶対惚れるね、間違いない。